一人ずつにある個性
今日の箱館五稜郭公園は、嵐が去った後で、とっても美しかった~~
木と木の間に雪が積もっていたのですが、気温が高かったため、溶けて湖みたいになってました。
サムは、昨日の嵐の中も散歩へ行ったので、今朝の散歩に出る時は、玄関で警戒して動かなかったです…
しかし、晴れて太陽が見えてきたので、思いっきり走ってました…引っ張りすぎ注意です。
サムの顔を見ていると、本当に感情豊かで、思っていることが顔にでているのです。
この顔、遠くにおじさんがランニングしていて、(僕もああやって走りたい)と、見つめています。
おじさんのこと、ずっとずっと見つめていました。
雪の中、嵐の中、犬の散歩をする人は、サムと私だけだったようで、今朝の雨あがりの時間、本当に誰もいなかったのです。
だから、五稜郭公園の日の出の美しい風景を二人で一緒に見ることが出来ました。
リードオルガンを見に行く
今日は200㌔先にある、とある教会から修理の依頼が来たので、オルガンがどんな状態なのか、見に行ってきました。
うちにあるリードオルガンよりも、ずっと若いです。
多分、想定して60年前くらいの楽器かな…・
夫が中を見せていただいて、空気を送る送風機の部分に穴があったり、他にもメカニック部分に不具合があったようです。
もし修理をすることになったら、我が家に来て、夫が全部なおしていきますので、それをまたブログで書いていこうと思います!
楽器はすべてに個性がある
リードオルガンにもたくさんの種類がありますが、100年前に作られたものも、50年前に作られたもの、すべてに作り手の個性が入っていますね。
パイプオルガンもそうですが、夫が作り出す音は、特にその場所や、その空間によってすべて違う音が出ます。もちろん、それを計算して作っているのですから、そうですよね。
ピアノもそうです。
先日の師匠からいただいた言葉。
”もっと深く歌いながら弾きなさい!”
私の音は、ピアノで奏でるととても弱くて、スカスカな音が出ているそうです。
なので、深く歌うには、もっと怖がらずに音を出すのです。
男っぽく、強欲に音を鳴らせるということらしい。。。
確かに、力強い音を出すと、キンキンな音が出てしまい、大変心外になる。
やわらかいソフトな音を出すって、難しかったのです。
そこで、師匠は、グランドピアノを深く鳴らす『想像』をしながら、練習してみて、と。
私の音がスカスカな理由の一つは、練習しているピアノも原因なのかもしれないらしい。
ということは、いつも聴いている自分のピアノの音は、この自分の家にあるものにだけある。
だから人前で弾くときは、同じタッチで弾いてしまうと、かなりずれた音になるのです。
フルコンサイズのグランドピアノを、深い音でゆったり鳴らすようになれるには、PPの音をこわがらないこと。
落ち着いて音を鳴らしていくことに、秘密が隠されているようでした。
楽器一つにしても、たとえそれが機械で同じように作られているものでも、弾き手によって音は全く違う。
まして、昔からある楽器なんて、すべて手作りなんだから、一つ一つに命はあるのですね。
自分も、鍵盤奏者として、ピアノもオルガンも、もっともっと能力を上げていけたらと願うばかりです。
神様から見た、私たち人間にも個性があるように、神様が私たちを、それぞれの環境に置き、それぞれ成長できるように、試練をあたえ、個性がさらに磨かれるように、心待ちにしているように思うのです。
私たちの体も楽器と同じように、不具合が生じたら、すぐに神様を呼んで、神様に点検してもらって、癒していただく必要があります。
だから、今日できること。
祈りです。
心からお祈りを、神様にだけ向けて、ささげていくこと。
ここに知恵が隠されていますね。
今日も素敵な日を!